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2020年6月に東三国で開業予定のはたなか歯科クリニックの公式ブログです。
ニコッと笑って写った写真。乳歯の歯と歯の隙間が去年より広がっているかな?
幼稚園の年中組の頃って、小さな乳歯に隙間が開いてきていませんか?
かっこ悪いと思うかもしれませんが、これは永久歯が生える準備が進んでいる証拠です。
当たり前の話ですが、歯がきれいに並ぶためには、歯が並ぶスペースが必要です。
乳歯列は上下10本ずつの合計20本、永久歯列は上下14本ずつの合計28本で、普通に考えたら並ぶスペースが足りません。
乳歯列は2歳半〜3歳くらいで生え揃いますが、はじめは歯の間にほとんど隙間がありません。
しかし、永久歯が生えはじめる6歳頃までの約3年間に顎の骨が大きく成長して、土台のスペースが広がります。
この時期に土台のスペースが絶対的に足りない子供に対して、小児矯正を行うことは非常に重要になります。
歯と歯の間に隙間が開いてくるのは、将来永久歯が並ぶために必要なスペースなのです。
その後も永久歯に生え替わっている間も顎の骨は成長し続け、20歳ぐらいでほとんどの人の顎の成長は止まります。
今は隙間が気になるとは思いますが、将来歯がきれいに並ぶかもしれません。楽しみですね。