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神経を取った後の処置について①

こんにちは。2020年6月に東三国で新規開院した「はたなか歯科クリニック」公式ブログです。

 

今まで「冷たいものや熱いものがしみていただけ」の歯が、突然「何もしてなくても」痛くなってしまったら要注意です。その歯はもしかすると、神経まで感染してしまっているかもしれません。

 

歯の構造は外側から エナメル質→象牙質→歯髄(神経・血管で満たされた空間) となっています。虫歯が進行すると歯の内部である神経(歯髄)まで感染してしまいます。

 

 

この場合、感染した神経を取り除き、無菌状態にしたのちに、特殊な樹脂で埋める処置(抜髄処置)が必要となります。いわゆる、「根の治療(根管治療)」と言われる処置です。

 

・根の治療には時間がかかる

すべての根の治療がそうではありませんが、場合によっては時間がかかることがあります。歯の根は内部に根管という管を含んでおり、一つの根の中に複数の根管を含んでいることがあります。特に奥歯は根管の構造が複雑な場合が多く、一般的に前歯と比べて時間がかかることが多いです。

一つの根の中に複雑な根管を含んでいることがわかります。

 

これらの複雑な根管をしっかり無菌化し、緊密に樹脂で埋める治療が必要となります。

 

次回は、根の治療が実際どのように行われていくかを説明したいと思います。

 

 

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