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歯ぐきが腫れた!

こんにちは。2020年6月に東三国で新しく開業した「はたなか歯科クリニック」公式ブログです。

 

今回は『歯ぐきが腫れている』とのことで来院された患者さんの症例をもとに当院における歯周病治療の紹介をしたいと思います。

歯周病とは、歯ぐきの腫れや出血を伴う歯肉炎からはじまり、経年的に歯を支える骨が吸収してしまいます。

(歯周病の進行について)

軽度歯周病
軽度
歯ぐきに炎症が起き、歯との間「歯周ポケット」が深くなります。痛みはまだありませんが、ブラッシング時に出血することも。

 

 

中等度歯周病
中等度

炎症が深まり、歯周病菌が顎の骨にまで達しています。歯周ポケットが深くなり、歯はグラグラしはじめます。

 

 

重度歯周病
重度

顎の骨が半分以上溶けています。歯周ポケットがかなり深くなり、歯はグラグラに。ここまでくると、最終的に歯は抜け落ちてしまいます。

 

 

症例について

(初診時)

右上の犬歯の後ろの2本の歯ぐきに出血が見られます。

まずは患者さんに対してブラッシング指導を行い、プラークコントロールを確立しました。そして、歯ぐきの上に見られる歯石を専用の超音波機器で可及的に除去しました。

すると、1ヶ月後には歯ぐきの炎症は消失し、健康な状態を取り戻すことができました。

 

(初期治療途中)

右上の歯肉の経過

 

今後は歯ぐきの中に入っている歯石(縁下歯石)を除去していき、歯ぐきの健康を維持していけるように歯周治療を継続していきます。

 

歯周病が気になる方はお気軽にご相談ください。

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