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2020年6月に東三国で開院した「はたなか歯科クリニック」の公式ブログです。
残暑が厳しい中、みなさま体調はいかがでしょうか?
さて、はたなか歯科クリニックでは9月から将来歯科衛生士を目指す新大阪歯科衛生士専門学校の学生の臨床実習を受け入れることになりました。
現在2名の学生を受け入れております。
厳格な指導、管理のもと実習生が見学実習や、診療補助に携わることがあります。
次代を担う優秀な歯科衛生士養成のための定められた教育課程ですので、なにとぞ皆さまのご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
実習中、何かお気づきの点がございましたらご遠慮なくスタッフまでお知らせください。
歯科衛生士とは歯科衛生士国家試験を合格した国家資格です。歯科衛生士法では歯科疾患の予防及び口腔衛生の向上を図ることを目的として、人々の歯・口腔の健康づくりをサポートする国家資格の専門職とされています。
仕事の内容は主に3つの業務が定められています。
①予防処置
人が歯を失う原因の90%が「むし歯」と「歯周病」です。この二つを歯科の二大疾患といい、国民の多くが罹患しています。つまり、むし歯と歯周病を予防することができれば、自分の歯を一生保つことができるのです。歯・口腔の疾患を予防する処置として、「フッ化物塗布」等の薬物塗布、歯垢(プラーク)や歯石など、口腔内の汚れを専門的に除去する「機械的歯面清掃」など、予防的な医療技術があります。歯科衛生士は、このような歯科予防処置の専門家です。
②歯科診療の補助
歯科診療は、歯科医師を中心とした「チーム医療」として行われています。その中で、歯科衛生士は歯科医師の診療を補助するとともに、歯科医師の指示を受けて歯科治療の一部を担当するなど、歯科医師との協働で患者さんの診療にあたります。
歯科診療補助の範囲は多岐にわたり、歯科診療を円滑に行うために大切な役割を果たしています。また、歯科医師と患者さんとのコミュニケ-ションに配慮し、信頼関係にもとづく心優しい歯科医療を行うためにも、歯科衛生士の役割が期待されています。
③歯科保健指導
むし歯や歯周病は生活習慣病です。そのため、治療よりも予防、さらに、本人自らが生活習慣を改善することが大切であり、正しい生活習慣やセルフケアを実行するための専門的な支援(指導)が不可欠です。そのため、歯科保健指導は、幼児期から高年期までの各ライフステージにおいて、また、健康な人、病気や障害のある人など、すべての人に必要な支援です。その中で、歯磨き指導を中心とした歯口清掃法の指導は、セルフケアのスキルアップを専門的に支援する大切な仕事です。
当院は予防歯科の考えに基づき、衛生士担当性を導入しています。
現在3名の常勤歯科衛生士が在籍しております。地域のみなさまのお口の健康を守るために責任を持ってサポートさせていただきます。
お口のことはもちろん、生活習慣に関してのお悩みなどもお気軽にご相談ください。