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歯みがきの歴史について

2020年6月に東三国で開業予定のはたなか歯科クリニックの公式ブログです。

昔の人はどんな歯ブラシや歯磨き粉を使っていたの?

 

江戸時代以前、庶民のデンタルケアは、食後にお茶やお湯で口をすすぐ、もしくは指に塩をつけてこする程度だったそうです。それに食生活が現代とは違い繊維質の多い食品をよく食べていたので現代よりも虫歯も少なかっただとか。。。

 

江戸時代になると歯磨きは毎朝の日課として習慣化します。

 

初代に使われていたものは「歯木」(しぼく)という道具で、ニーム(インドセンダン)という木の小枝の先をかんでほぐして房にして使っていたそうです。

 

江戸時代になると「房楊枝」(ふさようじ)として商品化され人々に広まります。

房楊枝は小枝のはしっこを煮て、たたいて柔らかくして、木の繊維をほぐして使います。

 

この時代には歯磨き粉も広まります。材料はお茶わんなどをつくるのに使う粘土の細かい粒で、香りをつけるなどして利用していたようです。

 

現在の歯ブラシの形が日本に伝わったのは明治初期です。初めは鯨のひげに馬の毛を植えた「鯨楊枝」(くじらようじ)というもので、そこから竹で作られた竹製の歯ブラシができ、現在の歯ブラシの形ができました。

 

今でもインドやアフリカでは歯ブラシの初代の歯木で磨く習慣が残っているそうです!

時代が新しく進む中、今後の歯ブラシもどう変わっていくのか楽しみですね!

ちなみに、歯ブラシの選び方でお悩みの方は当院のスタッフまでお気軽にお尋ねください。

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