口腔外科|はたなか歯科クリニック|東三国駅の歯医者 - 小児・矯正歯科、口腔外科

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口腔外科

口腔外科|はたなか歯科クリニック|東三国駅の歯医者 - 小児・矯正歯科、口腔外科

口腔外科とは

口腔外科

当院では、親知らずの抜歯、顎関節症、嚢胞、簡単な外傷などの「主に通院のみで完結する症例」を行います。困難な抜歯、重度の外傷・炎症・腫瘍、患者様の全身状態によっては、当院にはない検査や入院施設が必要となりますので、適切な高次医療機関へ紹介させていただく場合があります。当院では、主に大阪回生病院・大阪歯科大学附属病院・大阪大学歯学部附属病院と連携しております。

親知らず

親知らず

「親知らず」とは、「智歯」とも呼ばれる歯で、永久歯が生えそろった後、奥歯の奥に生えてくる歯のことです。上下左右1本ずつで、最大4本生えてきます。多くの場合10代後半から20代前半に生えてきます。すべての親知らずが抜歯の対象となるわけではありません。ただ、次のような場合は抜歯をすることがあります。

  • 腫れや痛みがある
  • ご自身での清掃が困難である
  • 親知らずが虫歯になっているまたは隣の歯も虫歯になっている
  • 矯正治療を行ううえで、抜歯が必要である
  • 歯列を乱し、噛み合わせを悪くしている

抜歯に関しては、急な痛みがあったとしても、炎症が強い場合は当日抜くことができない場合があります。炎症を抑えた段階で精査の上、抜歯も含めて適切な治療をいたします。

また、安全な治療を行うために、口腔外科をご紹介させていただく場合もあります。「完全埋伏歯」や「水平埋伏智歯」のような完全に埋まっている親知らずの抜歯は難しく、熟練を要します。状態によっては歯肉や、親知らずの一部をカット、分割して抜歯することもあります。

当院では、精度の高いCTを用いて診査を行いますので、安全な抜歯の判断が可能です。また、可能な限り、痛くない処置を心がけております。

当院の親知らず治療の特長

1.

痛みの少ない治療法

当院では、最新の麻酔技術を使用し、痛みを最小限に抑える治療を提供しています。患者様の不安を軽減し、リラックスして治療を受けていただけます。

2.

患者様の負担を考慮した治療計画

親知らずの抜歯は一人ひとりの症例に合わせて、最適な方法で行います。抜歯が必要な場合でも、患者様の年齢や口腔内の状況を考慮して、安全かつ迅速に治療を進めます。

3.

最新の診断技術の導入

当院では、最新のレントゲンやCTスキャンを使用して、親知らずの位置や状態を正確に把握します。これにより、予測されるリスクを最小化し、治療計画を立てることができます。

4.

術後のケアが充実

親知らず抜歯後の術後ケアも重要です。患者様が早期に回復できるよう、術後の痛みや腫れを最小限に抑えるためのアフターケアを提供しています。

5.

経験豊富なスタッフによる治療

親知らずの抜歯は専門的な技術を要します。当院の歯科医師は多くの症例を経験しており、安全で確実な治療を提供いたします。

親知らずを用いた自家歯牙移植

自家歯牙移植

不幸にも歯が抜けてしまった場合、抜けた歯の場所に親知らずを移植する治療を自家歯牙移植といいます。
親知らずが残っている場合にインプラント、入れ歯、ブリッジのみならず、親知らずの移植を提案することがあります。ただし、移植する場所の条件や、移植する親知らずの条件により、適応ではない場合もあります。

顎関節症

顎関節症

顎関節症とは、顎の関節の周辺で何らかの要因により痛みや機能低下が起きることを言います。原因は、噛み合わせが悪い、歯ぎしりや歯を噛みしめる癖、むち打ちなどの外傷、精神的ストレス、左右いずれか片側の口でばかり噛む習慣など、様々な要因が重なり合い、顎の関節に強い力がかかることで起こると考えられています。

下記のような症状がある場合は顎関節症かもしれません。

  • 口を開けるときカクッというような音が鳴る
  • 口が開きにくくなった
  • 口を開け閉めすると顎が痛む

症状に応じて、運動療法、投薬治療、マウスピース(ナイトガード)の作成など、お一人お一人に合わせた治療方法をご提案いたします。

当院の顎関節症治療の特長

包括的なアプローチで症状に対応

当院では、顎関節症の原因を正確に診断し、患者様一人ひとりに合った包括的な治療を行っています。症状が軽度のものから重度のものまで、どの段階でも適切な対応が可能です。

最新の診断技術を活用

顎関節の状態を正確に把握するために、レントゲンやCTスキャン、さらには筋肉の緊張を測定する機器を使用して、詳細な診断を行います。これにより、問題の根本原因を明確にし、治療計画を立てます。

痛みの軽減と予防を重視

当院では、顎関節症に伴う痛みや不快感を最小限に抑えるための治療を行っています。特に、マウスピース(ナイトガード)などを用いて、就寝中の歯ぎしりや食いしばりを防ぐことができます。また、生活習慣に基づいた予防策も提案しています。

物理療法とリハビリテーション

顎関節症の症状改善のために、物理療法やストレッチ、リハビリテーションを取り入れています。これにより、顎の可動域を広げ、筋肉や関節の緊張を緩和させます。

専門的な治療を提供

顎関節症の治療は専門的な知識と技術が必要です。当院の歯科医師は顎関節症の治療に特化したトレーニングを受け、豊富な経験を有しています。患者様に最適な治療を提供するため、常に最新の情報と技術を取り入れています。

口腔粘膜病変

口腔粘膜病変とは、口の中の粘膜に生じる異常や病変のことを指します。原因や種類は多岐にわたり、良性のものから悪性のものまでさまざまです。以下の症状がある方は早めに受診してください。

  • 口内炎がなかなか治らない
  • 口腔癌が心配で診査してほしい
  • 唇や頬にしこりのようなものができている

主な口腔粘膜病変の種類

  1. 外的刺激によるもの
    外傷性潰瘍:噛み傷や義歯の刺激による潰瘍
    摩擦角化症:慢性的な刺激による角化(白い変化)
  2. 感染によるもの
    口腔カンジダ症:カンジダ菌の増殖による白い苔状の病変
    ヘルペス性口内炎:単純ヘルペスウイルスによる痛みを伴う水疱
    梅毒、結核、HIV関連病変など
  3. アレルギー・免疫異常によるもの
    扁平苔癬:免疫異常が関与し、白いレース状の模様ができる
    天疱瘡・類天疱瘡:水疱ができる自己免疫疾患
  4. 腫瘍性病変
    白板症:癌化のリスクがある白い病変
    紅板症:白板症よりも癌化リスクが高い赤い病変
    口腔癌(扁平上皮癌など):進行すると潰瘍や硬結を伴う
  5. その他の疾患
    ベーチェット病:口腔潰瘍を含む全身性疾患
    シェーグレン症候群:口の乾燥と粘膜炎症を伴う

対処法と受診の目安

  • 1~2週間で治らない口内炎や痛みが強い・広がる病変は、歯科口腔外科や耳鼻咽喉科を受診
  • 白板症や紅板症は癌化の可能性があるため、専門医の診察が必要
  • 再発を繰り返す場合は全身疾患の可能性も考慮

口腔粘膜病変の多くは軽症ですが、重篤な疾患の可能性もあるため、長引く場合は早めの診察が重要です。
また、癌は身体だけでなく、口腔内や口腔周りにもできます。具体的には、舌癌、歯肉癌、口唇癌、頬粘膜癌などに分類することができます。口腔癌は患部を直接診ることで確認できるケースが多いため早期発見しやすい特徴を持ちます。口腔内に違和感がある場合、早めにご相談ください。口腔癌を発見した場合は、近隣の大学病院をご紹介いたします。

口腔外科のよくある質問

口腔外科でどんな治療を行っていますか?

口腔外科では、親知らずの抜歯や顎関節症の治療、口腔内の腫瘍の摘出、外傷の治療など、歯科の範囲を超える外科的な治療を行います。また、インプラント治療や顎の骨折など、顎や顔面の外科的な問題にも対応しています。

親知らずの抜歯は痛いですか?

親知らずの抜歯は麻酔を使用して行うため、治療中は痛みを感じません。術後には腫れや痛みが生じることがありますが、適切な痛み止めを処方し、回復をサポートいたします。

顎関節症の治療方法はどのようなものですか?

顎関節症の治療には、マウスピースや薬物療法、物理療法などがあります。症状に応じて、筋肉の緊張をほぐしたり、顎関節の動きを改善する治療を行います。場合によっては、手術が必要になることもありますが、まずは非外科的な方法で治療を進めます。

口腔内に腫瘍ができた場合、どうすればいいですか?

口腔内に異常な腫れやしこりができた場合は、早期に専門医に相談することが大切です。診断に基づき、腫瘍の種類に応じた治療法(手術や放射線治療など)を提案いたします。早期発見と治療が回復への鍵となります。

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