子どもの矯正|はたなか歯科クリニック|東三国駅の歯医者 - 小児・矯正歯科、口腔外科

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子どもの矯正

子どもの矯正|はたなか歯科クリニック|東三国駅の歯医者 - 小児・矯正歯科、口腔外科

小児矯正とは

小児矯正とは

小児矯正は乳歯から始める矯正治療のことで、主に3歳から12歳までの子どもの時期に行います。矯正治療は大人になってからでも可能ですが、乳歯の時期から始めることで、永久歯に生え変わってからでは得られないたくさんのメリットが得られます。その理由は、大人は顎骨(がっこつ)の成長が終わっているため歯を動かすだけの矯正になりますが、子どもの場合、成長段階にあるため、顎(あご)の成長をコントロールしながら矯正を行うことができるからです。お子様の出っ歯、受け口、かみ合わせなど、些細なことでも気になる点がありましたらお気軽にご相談ください。

小児矯正を受診される方によくあるお悩み・症状

このようなお悩みの方はご相談ください。
歯並びやかみ合わせが悪くなる原因として、指しゃぶり、口呼吸、舌の癖、頬杖などの習慣(癖)が関与していることがあります。お子様が4歳くらいになったら、以下の項目をチェックしてみてください。もし当てはまるものがあれば、小児矯正を検討したほうが良い可能性があります。

  • 指しゃぶり(おしゃぶりを含む)、舌を突き出す、唇を噛む、爪を噛む、といった日常的な癖がある
  • 頬杖をつくことが多い
  • いつも口をポカンと開けている(口呼吸をしている)
  • 歯ぎしりをしている
  • 普段から姿勢が悪い
  • 歯と歯の間にすき間がなく、きっちり詰まっている
  • 上下左右で20本の歯が生えそろっていない
  • 下の前歯が上の前歯よりも前に出ている
  • イーと噛んだ時に上下の前歯に舌を押し付けている

はたなか歯科クリニックの小児矯正の特徴

Point1.顎の成長を活かした治療プラン

お子様の顎の成長を利用しながら、歯並びや噛み合わせを整えていきます。成長途中だからこそ、顎を正しい方向に誘導できるため、将来的な抜歯のリスクを減らしたり、負担を軽くしたりすることが可能です。

Point2.取り外し可能な装置も選べる

固定式の装置だけでなく、床矯正装置やマイオブレースなどの取り外し可能な装置もご提案できます。お子様の負担が少なく、歯磨きや食事も普段どおりできるので、安心して続けられます。

Point3.口腔機能も同時に育てる(MFT)

歯並びだけでなく、「正しい舌の位置」や「鼻呼吸」「飲み込み方」など、お口の機能もしっかり育てるサポートをします。将来、キレイな歯並びを保つためにも、お口の正しい使い方を身につけることが大切です。

Point4.痛みや負担を抑えた矯正

お子様が怖がらず、無理なく続けられるよう、痛みや違和感の少ない装置を選んでいます。矯正治療への不安を最小限にし、楽しく通えるようサポートします。

Point5.親御さんとの丁寧なコミュニケーション

お子様だけでなく、ご家族の不安や疑問にも丁寧にお答えします。治療の流れや装置の使い方、ご自宅でのケア方法などもわかりやすくご説明しますので、安心してお任せいただけます。

小児矯正が必要な理由

1.

成長段階における歯並びの改善

子どもは成長期にあり、歯や顎の発育がまだ進行中です。この時期に矯正治療を行うことで、将来の歯並びや噛み合わせをより良くすることができます。

2.

早期の問題発見

子どもの頃から定期的に歯科検診を受けることで、歯並びや噛み合わせの問題を早期に発見できます。早期治療によって、将来的な治療が簡単になる場合があります。

3.

顎の発育を正す

子どもが成長する過程で、顎の発育が不均衡になることがあります。矯正治療は、顎の成長を促進し、正しい位置に導く助けとなります。

4.

口腔機能の改善

正しい噛み合わせは、食べ物を効率的に噛むことができるだけでなく、発音や呼吸にも影響します。矯正治療により口腔機能が改善されることがあります。

5.

精神的な影響

歯並びが悪いことで自信を失ったり、いじめの対象になったりする子どももいます。矯正治療を受けることで、見た目や自信が向上し、精神的な健康にも寄与します。

6.

将来的な健康リスクの軽減

不正咬合や歯並びの悪さは、将来的に虫歯や歯周病、顎関節症などのリスクを高めることがあります。矯正治療により、これらのリスクを軽減できる場合があります。

不正咬合(ふせいこうごう)の主な種類

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎の前歯が前に傾斜していたり、突き出ていたりする状態で、一般的に「出っ歯」と呼ばれています。

下顎前突(かがくぜんとつ)

下顎前突(かがくぜんとつ)

下顎が上顎よりも前に突き出ている状態で、横顔がしゃくれたように見えます。かみ合わせが反対になるので「反対咬合」、あるいは「受け口」とも呼ばれています。

上下顎前突(じょうかがくぜんとつ)

上下顎前突(じょうかがくぜんとつ)

上下の歯が前に突き出ている状態で、顎の骨に問題がある場合と、歯だけが前に出ている場合とがあります。うまく噛むことができず、見た目も良くありません。唇を自然に閉じていられない場合もあります。

叢生(そうせい)(乱ぐい歯・八重歯)

叢生(そうせい)(乱ぐい歯・八重歯)

歯並びがでこぼこな乱ぐい歯、犬歯が前に突き出た八重歯などをいいます。顎が小さいと歯が生える十分なスペースがないため、歯と歯が重なり合って、叢生が生じると考えられています。

開咬(かいこう)

開咬(かいこう)

口を閉じてもすき間ができ、上下の歯がきちんとかみ合わない状態です。前歯で食べ物をうまく噛み切ることができないだけでなく、正しく発音ができなかったり、咀嚼(そしゃく)がうまくできなかったりすることもあります。

過蓋咬合(かがいこうごう)

過蓋咬合(かがいこうごう)

上の歯が下の歯に深く被ってしまっている状態です。このため顔が短く見えることがあります。上下の歯が過剰に接触し、歯を傷つけてしまうこともあります。

交叉咬合(こうさこうごう)

交叉咬合(こうさこうごう)

部分的に上下の歯のかみ合わせが反対になっている状態です。顎の関節に悪影響を及ぼし、顎関節症を引き起こすこともあります。

※特に反対咬合や叢生、開咬は早期の治療が効果的です。

小児矯正の治療の流れ

1

ご相談

歯並びで気になっていること、お困りのことをお伺いします。歯並びの状態をしっかり確認したのち、治療についての基本的な情報(治療法・治療期間・費用など)をお伝えします。相談したからといって、必ずしも矯正治療を受けなくてはいけないわけではありませんのでご安心ください。

2

検査

現在の状態を正確に知り、判断するために、レントゲン撮影や、お口の中の状態の記録(写真や模型作りなど)をとらせていただきます。

3

診断

レントゲンや模型などを用いた精密検査の結果をもとに、患者様の診断をして、治療方法・予定期間、料金をご説明します。ご納得していただいた後に治療を開始いたします。

4

装置の装着

治療方針や内容にご納得いただけましたら、治療を開始します。症例に最適な装置、患者様のご要望をふまえた装置を選びます。
注)試験や面接などの大事なご予定(イベントなど)がある方は、あらかじめご相談ください。

5

調整

定期的にご来院いただき(通常月1回程度)、装置を調整します。

6

装置の撤去

歯が理想的な位置まで移動できたら、矯正装置をお口から取り外します。

7

保定期間

矯正装置を取り外すと、歯がもとの位置に戻ろうとする力が働きます。それを防止し、正しい位置に固定するために保定装置(リテーナー)を装着します。

小児矯正のよくある質問

何歳から小児矯正を始めるのがベストですか?

一般的には6~10歳くらいに始めるのが理想的です。顎の成長を利用できるため、永久歯が生え揃う前にスタートすると、抜歯のリスクを減らしたり、将来的にスムーズな矯正につなげられます。ただし、お子様によって適切な時期は異なるため、早めの相談をおすすめします。

小児矯正はどんな効果がありますか?

歯並びを整えるだけでなく、以下のような効果も期待できます。

  • 顎の成長をコントロールして、バランスの良い顔立ちに導く
  • 正しい噛み合わせをつくり、将来的な虫歯や歯周病のリスクを減らす
  • 舌の使い方や呼吸を改善し、口呼吸を防ぐ
  • 発音や飲み込み方の改善
装置をつけると痛みはありますか?

初めて装置をつけたときや調整した後に、軽い痛みや違和感を感じることがありますが、数日で落ち着きます。痛みが強い場合は調整しますので、ご安心ください。

どんな装置を使いますか?

お子様の状態に合わせて、いくつかの装置から選べます。

  • 取り外し式装置(床矯正装置・マイオブレースなど):負担が少なく、普段の歯磨きもしやすい
  • 固定式装置:顎の成長や歯の動きをしっかりコントロールできる
  • プレート型装置:顎を広げるための装置

お子様の性格やライフスタイルも考慮しながら、最適な方法を提案します。

矯正の期間はどのくらいですか?

小児矯正は第一期治療(顎の成長を促す治療)と第二期治療(歯並びを整える治療)の2段階に分かれることが多いです。

  • 第一期治療:6~10歳頃から始めて、1年半~3年ほど
  • 第二期治療:12歳前後から永久歯を整える治療で、1年半~3年ほど

状態によっては第一期治療だけで歯並びが整うお子様もいます!

矯正しないとどうなりますか?

歯並びや噛み合わせが悪いままだと…

  • 虫歯・歯周病のリスクが上がる(歯磨きがしづらい)
  • 顎関節症や肩こりの原因になる
  • 発音が不明瞭になったり、口元のバランスが崩れる
  • 大人になってからの矯正が長引く&費用が高くなる
  • お子様の将来を考えると、早めの矯正はメリットがたくさんあります!

装置の種類

  1. 拡大床装置
  2. 急速拡大装置

拡大床装置

拡大床装置とは取り外しが可能な器具です。
1日12時間~15時間程度を目安に装着していただきます。
1週間に一回装置の中央にあるスクリュー(ネジ)を回して拡大し、あごを拡げていきます。

急速拡大装置

急速拡大装置のは固定式の装置です。
小臼歯と大臼歯にバンドというワッカを付けたりして、上アゴにまず固定します。
装置の真ん中には大きなスクリューが付いており、そのネジを回していくことによって装置を拡げていきます。
装置を拡げると、上アゴの真ん中には正中縫合といわれる骨の接合部があり、上顎が拡大します。

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